2008年07月06日

インプレイス通信「からだ編」

『急性脳梗塞からの生還』

1ヶ月前の6月4日、日本サッカー協会(JFA)は、前日
本代表監督のイビチャ・オシム氏とアドバイザー契約を締結。
その就任会見でオシム前監督は元気な姿で順調な回復ぶりを
みせておられました。

オシム前監督が病に倒れたのは昨年11月16日。急性脳梗
塞でした。

救急車を呼ぶ電話番号「119」が解らず、ご家族の方が救
急車を呼ぶまでになんと45分間もかかったそうです。

急性脳梗塞は時間との勝負。この時点で、ほぼ勝負はついた
ようなものでした。

日本サッカー関係者も涙を流しながら「死なないでくれ」と
祈るのみ。

11/16 奇跡的に3日後、生命の危機は脱出。しかし意
      識が戻るのかどうかも解らない。意識が戻って
      も身体に障害が残るのは確実と思われていまし
      た。
11/23 やむなく、日本サッカー協会はオシム日本代表
      監督の退任を発表。
11/26 奇跡が起こる。意識回復の兆し。家族の声に反
      応を見せる。
12/ 3 意識回復。意識回復し初めて発した言葉は「試
      合は?」
12/24 リハビリ病院へ転院。

その後2ヵ月後には国立競技場でサッカー観戦をする程の回
復振り。テレビで見る限り、脳梗塞の後遺症もなさそうです。

本当に軌跡の生還です。

野球日本代表「長嶋前監督」と比較しても回復ぶりは順調な
ように見えます。普通脳梗塞と言えば後遺症が何らかの形で
残るもの。

代表的な後遺症とは

○運動障害…左右どちらかの半身の機能障害
○感覚障害…左右どちらかの半身にしびれや震えを起こす
○視力障害…左右どちらかが見えにくくなった失明。また平
 衡感覚が狂うことから、めまいを起こす。
○言語障害…ろれつがまわらない          等々

では、なぜこんなに短期間で順調は回復をみせているのか。

その答えは…

オシム前監督は、「低体温療法」という治療法を行っていま
した。倒れてから時間のかかりすぎていたオシム前監督は、
入院後約10日間にわたりこの治療を受けております。

「低体温療法」とは…

患者に冷水が流れるクーラージャケットを着せて冷やし、体
温を生体反応が出る「仮死寸前」の32〜33度にする療法
です。

これで脳に流れ込む血液を冷やして温度を下げ、脳内に熱が
たまるのを防ぎ、意識障害や呼吸停止を起こす原因となる脳
浮腫を防ぐのです。

脳梗塞の治療法としては最先端です。

なんと、ある病院で意識のない植物状態の患者にこの治療を
試みた所10人中、5人が意識を回復し今普通に生活を行っ
ているようです。

専門の医療チームによる24時間コンピュータ監視が不可欠
で治療の受けられる病院は全国に30足らずです。

ただ、その病院に入り治療をすれば脳梗塞は怖くない。後遺
症に悩まされることもない。

しかし当然費用も高い。1日「30万〜37万円」!

ただ、これを10日繰り返すだけでオシム前監督のように2
ヵ月後には完全復活。しかし、この治療が定着するのはまだ
まだ先の事…。

この低体温療法の他にも知っておきたい「先進医療」などの
情報は厚生労働省のホームページにて調べる事が出来ます。

皆様も是非一度ご覧になってみては如何でしょうか。

脳疾患も心疾患もガンも今や治る時代。

しかしこのような高度な治療は患者が医師に希望しなければ
受けられません。健康なうちから予備知識だけでも備えてお
きましょう。

「頑張れ、ニッポン!」「頑張れ、オシム!」
posted by バスター at 15:22| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おかえり〜!!

080629_072108.jpg

今まで何処に行っていたの?



母さんは随分心配したんだょ……



足のケガは……



これからはそんな身体で勝手に出歩いちゃダメょ!!
カニ子チャン!!
posted by バスター at 10:57| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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